「遅延」「延滞」は返済遅れの期間により、名称やペナルティの大きさがかわっていきます。
今回はオリコカードの返済を1ヶ月、2ヶ月延滞した場合、それぞれどのような影響が生じるのか、注意点と対処法をまとめてみました。
「遅延」と「延滞」の違い
返済の「遅延」と「延滞」という言葉は主に下記のような使い分けがされています。
- 遅延：短期間の返済の遅れ。
- 延滞：3ヶ月以上、もしくは61日以上の返済の遅れ。
このように、「遅延」「延滞」は支払い遅れの期間の違いで使い分けられます。
利用者にとっては、どちらもあまり違いがなく、混同しがちですが、カード会社にとっては信用情報に影響する重大な顧客情報です。
返済を1ヶ月延滞すると生じる問題
- この期間は「遅延」扱いとなる。
- 遅延を何度も繰り返すと、遅延期間内でも「延滞」扱いになる場合がある。
- カード会社から電話や葉書による督促が行われる。
返済遅れが１ヵ月の状況を「遅延」と呼びます。
カード会社から電話や葉書で督促が行われるようになります。
カード会社も要注意人物としてチェック対象となるので、なるべく早めの返済（返済できなくても連絡する）が必要です。
これを無視するとさらに重いペナルティが課せられます。
お金に苦しい時そう思いがちですが、返済を遅らせてしまうとのちのち取り返しのつかない不利な状況になるので絶対ダメです。
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返済を2ヶ月以上延滞すると生じる問題
- 信用情報機関へ記録される
- カード会社を強制退会
- 電話による督促の頻度があがる
- 残金の一括請求
2ヶ月以上返済遅れが続くと、「延滞」として扱われるようになり、遅延時に比べて重いぺなりティが課せられます。
信用情報機関へ記録される
遅延から延滞になってしまうと、信用情報機関に事故情報として記録されてしまいます。
これは俗に言う「ブラックリストに載る」ということです。
一度ブラックリストに載ると情報が消えるまで5年かかり、その間は増額審査や他社カードの審査をしても通過が難しくなります。
カード会社を強制退会
延滞になって信用情報機関に事故記録として残ってしまうと、クレジットカードの会員資格を失ってしまいます。
信用情報機関に残った記録は、カード会社全体で共有されてしまうため、延滞をしていない他社のクレジットカードも利用ができなくなります。
電話による督促の頻度があがる
遅延から延滞になると電話による督促が頻繁に行われるようになります。
数日おきに自宅や勤務先に電話がかかってくるようになるため、家族や職場の人間に延滞していることがバレてしまうでしょう。
そうなることで職場に居づらくなるといった状況も生まれてくる可能性があります。
残金の一括請求
延滞になりカードの強制退会になると同時に残高の一括請求がなされます。
未払いの残高を一括で支払わなければいけませんが、カード会社との話し合いによっては分割払いにできることもあります。
滞納金の支払い方法について
延滞している残高の支払いについてはまず、オリコカードのコールセンターに電話して相談しましょう。
返済の目処が立たないからとそのままにしておくことは絶対にしてはいけません。
支払えなくても相談するようにしましょう。
支払う意思と相談する姿勢で少しでもカード会社の心象をよくする事が大切です。
| オリコカードセンター | 049-271-3330（9:30～17:30年中無休） |
支払い状況や滞納状況は人によって違い、それによってカード会社の対応も異なりますので、必ず確認をとるようにしてください。
電話するときはカードを手元に用意し、メモをとれるようにしておきましょう。
電話のかけ間違いには十分注意してください。
滞納金は分割払いでも大丈夫？
交渉によっては滞納金を分割払いにすることが可能です。
オリコカードに電話連絡し、支払い遅延の原因や理由、確実に支払える分割額を説明して、支払い方法の相談をしましょう。
場合によっては、新しい支払い計画を打ち出した上で新たな契約になることもあります。
分割払いをお願いする場合は、返済する意思や誠意をしっかり示すようにしましょう。
本来は一括払いで返済するところを分割払いにしてもらうのですから、失礼な態度をとるのは絶対にしないようにしてください。
まとめ
- 2ヶ月以上遅延すると「延滞」扱いになります。
- 2ヶ月以上延滞すると、信用情報機関に記録が残る、カードの強制退会、残金の一括請求などになる可能性があります。
- 返済が遅れていると気づいたらすぐにカード会社に連絡しましょう。
- 滞納金は交渉次第では分割払いも可能です。返済する意思、誠意を示しましょう。
返済遅れが2ヶ月以上続くと「延滞」扱いになります。
延滞をそのまま放置してしまうと信用情報機関に記録が残り、他カードの利用もできなくなります。
そのほかにもカードの強制退会や督促頻度の増加、残金の一括請求などのペナルティが課せられるので絶対に延滞しないようにしましょう。
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返済を遅らせて大変なことになる前に、カードローンをご検討ください。
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